2017年 ミュンヘン・フランクフルト旅行記 その③
飛行機の中でドイツの魅力って何だろうって考えてた。歴史を感じさせる建造物、(良い意味で)おもちゃみたいな街並み、爽やかな気候、ビール!ビール!ビール!それとやっぱりソーセージ。あとは何があるかな。たくさんみつけたい、感じたいなと思った。
前回の「2017年 ミュンヘン・フランクフルト旅行記 その②」からの続きです。
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快適過ぎたビジネスクラスに若干名残惜しさを感じながら足早にイミグレーションへと向かう。並ぶのが嫌(スワンナプームのせいだ!)なんですよね。イミグレまで結構歩いたよ。
ぼく「ハロー。(パスポートを差し出す)」
職員「・・・どこへ行くの?」
ぼく「ミュンヘンとフランクフルト。(ニッコリ)」
職員「フランクフルトへはどうやって行くの。乗継じゃない?」
ぼく「ミュンヘンは2日間ステイします、フランクフルトへはDBで。(ニッコリ)」
職員「・・・。(スタンプをターンッ!!)」
ぼく「ダンケシェーン!(ニッコリ)」
作り笑いは得意\(^o^)/
やったぜ!11年ぶりのヨーロッパ!!初めてのドイツ!!来れるとは思ってなかったなあ。何だか感慨深い・・・。こじんまりとした空港を簡単に散策した後、外に出てタバコを吸う。おお、何だ結構暖かいじゃないか。半袖の人もちらほら。さすがに半袖は寒くない?
そうだ、到着の連絡しなきゃ、と空港内のフリーWi-Fiを使って奥さんにFaceTimeをする。
ぼく「着いたやで」
よめ「・・・」
ぼく「ビジネス快適やったわー。ドイツ結構あったかいな。おお、空港ん中に犬歩いてるわ。」
よめ「・・・・・・時。」
ぼく「え?何、どうしたん。聞こえへん、あ、そうや息子は?」
よめ「こっち今1時(25時)やっちゅーねん!!」
日本は時差7時間進んでるの忘れてた・・・;つД`) ご、ごめんよう。
慌ててFaceTimeを切った後、僕はミュンヘン市内へ向かうためにSバーンの駅へ。空港出てすぐですね。駅はここからですよーっていう改札も何もないので少し戸惑いますね。券売機もホームの中にあるし。ああ、ここではまだ重大な失敗に僕は気が付いていなかったのである・・・(´・ω・`)
ホームに入ってきたS8に乗って市内まで。だいたい40分くらいかな。車内は結構人が多い。スーツを着た日本人っぽい人もいましたね。立ったまま車窓を眺めながらボーっとする。ドイツ人は座席にガッツリ自分の荷物を置いちゃってる。立ってる人がいてもおかまいなし。でも座りたい人は「空いてる?座っていい?」ってちゃんと聞いてる。すごい当たり前のやり取りだと思った。
Sバーンのミュンヘン中央駅に到着!!とりあえず駅の外に出る。駅前で瓶ビール片手に飲んだくれている人たちを見て「おおお、ドイツっぽいわー。」と訳の分からない事を思う。飲んだくれは西成にもたくさんいます。
さあ、ホテルまで行ってチェックインだ、とiPhoneを見て血の気が引く(大袈裟(笑))。ホテルの場所わからん・・・。ついでにホテルの名前もうる覚えやん・・・。予定では空港のフリーWi-Fi使ってホテルまでの行き方を調べようとしてたんですよね。うわーまいったなと思い、駅周辺にフリーWi-Fiが飛んでないか調べるも全然飛んでないでやんの。ガイドブックも持ってきてないし、人に聞こうにもホテル名が・・・(泣) しかも酔っ払って喧嘩しそうになってる兄ちゃんとかいる訳ですよ。怖えわ(笑)
まあ、最悪はauの世界データ定額を使えばいいか、と思いとりあえず駅周辺を看板を見ながら歩く。微かな微かな記憶を元に歩く。確かこっちの方だったよな・・・と進めば進むほど怪しいお店が増えていく。シーシャの甘い香り。スポーツバーから漏れる歓声。セクシーなお姉さん。だんだん暗くなってきてマジやっべーなーと思った時、青い看板を発見。あった!あったよ!!Hotel Dolomit!!!嬉しくてホテルの写真も撮ってないわ。;つД`)
地図無しプリペイドSIM無しフリーWi-Fi無しでホテルまで辿り着けたの奇跡 pic.twitter.com/5q3YOLvW0w
— Fuji@ANAプラチナ (@bkk_sunset) 2017年4月12日
ホテルの受付のお姉さんは何を言っているのかほとんどわからなかった。わかったのは部屋は3階。Wi-Fiは24時間3.9€、パスワードはこれね。それだけ。でもそれだけで十分だ。部屋に入りバックパックをおろす。外は何だか騒がしい。そういや今日はバイエルンミュンヘンとレアルマドリードのCL準々決勝1レグだったよな。そりゃ騒がしいわ。
日本時間は深夜3時、いい加減眠いのでこのままベットにダイブしようかと思ったけど短い旅行だもの、早速行ってしまおう!とホフブロイハウスへと向かう事にする。もちろん地図をちゃんと確認して。
カールス門を通り、人通りの少ない旧市街地を歩く。街頭に照らされた通りがすっげえ綺麗。キョロキョロしながら写真を撮っては歩き、また止まって写真を撮る。写真はライトアップされたフラウエン教会と新市庁舎。うっとりするほど美しい。
マリエン広場を通り過ぎ、薄暗い通りをテクテクと歩いて行くとやっと到着しましたホフブロイハウス!ホフブロイハウスの説明は以下の感じですかね。
ホフブロイハウス ミュンヘンHofbrauhause München
ミュンヘンの中心部にある歴史的なビアホールです。
観光地化していると言う人もいますが、骨太な威厳を持ち今なお伝統が受け継がれている生きたビールの歴史です。創業は1589年。
当時のバイエルン王ヴェルヘルム5世の宮廷醸造所として誕生しました。
そのころの日本は豊臣秀吉の安土桃山文化が真っ盛り。
そんな昔から、ミュンヘンのビール文化を牽引し続けているんです。
1920年にはアドルフ・ヒトラーがホフブロイハウスの上の階にあるフェストザール(祝典の間)で大集会を行い、ナチスの旗揚げになったことも有名。
ここのホールで重たいジョッキの1リットルビールを飲むのを楽しみにしてたんですよね。混んでるかなーと思いながら店内へ入るとすんなり席へ。ホフブロイハウスは基本相席なので当然と言えば当然です。僕の前には顔を赤くしたイケメンのお兄さんとバリクソ美人のお姉さん。これがまたイチャイチャしよるんですわ!!;つД`) まあいい、僕はビールを飲みに来たのだ・・・と店員さんにオリジナルラガービールとシュバイネハクセを注文。ビールは問題ないにしてもシュバイネハクセは食べきれない。ひとりで食べるもんじゃないよね。美味しいんだけど。
朝4時のビールはキクな・・・ときっちり飲み干してお会計。25€くらいだったかな。たぶんそんなもん。生演奏の流れるホール、たまらない雰囲気、踊りだすお姉さん(おばちゃん?笑)を見ながら飲むビールは最高です。僕ここ気に入ったぞ・・・。
来た道をフラフラとホテルまで帰る。少し酔っ払った頭で「あー、明日は忙しいぞ。やらなあかん事は何があるっけ・・・」と考えてたらまた迷った(笑)
さあ、明日はこの旅最大の目的、RIMOWAのスーツケースを買いにヘッツェネッカーへ行きますよ・・・。
2017年 ミュンヘン・フランクフルト旅行記 その②
はじめましての皆様も、やあやあどうもの皆様も
Fujiと申します。
久しぶりにはてなの管理画面を開きました。
ごちゃごちゃと何かしらをWeb上に書いていたのが2006年!
それ以来になりますので11年ぶりですね。本当にもう何が何だかわかりません。
「2度とブログなんか書くもんか!」と思っていた僕が今こうしてはてなの管理画面を開いているのは、旅先で見た事、感じた事、考えた事、食べた物の味、知らない人との他愛のない会話なんかを写真だけでなく、文字で残しておきたいなと思ったからです。
いつまで続くかわかりませんし、このご挨拶で終わるかもしれない。
出来るだけたくさんの思い出をここに写真と共に残せますように。よろしくどうぞ。
<2006年 アムステルダムのクソ狭いホテルの窓から>